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カフェ代・コワーキング利用料は経費になる? 打ち合わせ・作業目的の判断ラインをわかりやすく解説

「カフェで仕事をした日のレシート、経費にしていいですか?」
これは税理士として非常によく受ける質問です。

結論から言うと、
カフェ代やコワーキング利用料は、使い方次第で経費になる場合も、ならない場合もあります。
判断のポイントはシンプルで、
「事業のために使ったと言えるかどうか」です。


1. カフェ代が経費になる基本的な考え方

カフェ代が経費になるかどうかは、
業務目的がはっきりしているかで判断されます。

例えば、
・取引先との打ち合わせ
・顧客との商談
・外出先での事務作業
といった目的であれば、経費として認められる可能性があります。

一方、
・休憩
・気分転換
・私的な雑談
が目的の場合は、経費にはなりません。


2. 1人で利用したカフェ代の注意点

1人でカフェを利用した場合は、判断がやや厳しくなります。

・資料作成
・原稿執筆
・オンライン会議前の待機
など、業務内容を説明できる場合は、経費になる可能性があります。

ただし、
毎日のように同じカフェを利用している場合や、
内容を説明できない場合は、私的利用と判断されやすくなります。


3. 打ち合わせ目的なら経費になりやすい

取引先や顧客との打ち合わせを兼ねたカフェ利用は、
比較的、経費として認められやすいケースです。

この場合は、
・誰と
・何の打ち合わせをしたか
を簡単にメモしておくと安心です。

レシートの裏に一言書くだけでも、後から説明しやすくなります。


4. コワーキングスペース利用料の扱い

コワーキングスペースの利用料は、
事業目的が明確なため、カフェ代より経費にしやすい傾向があります。

・作業場所として利用
・打ち合わせスペースとして利用
・集中環境の確保

こうした目的であれば、
月額利用・時間利用どちらでも、経費として処理できる可能性があります。


5. 自宅作業との違いはどこにある?

「自宅で仕事をすれば経費にならないのに、
カフェやコワーキングは経費になるの?」
と疑問に思う方もいます。

ポイントは、
外部の作業場所を使う合理的な理由があるかです。

・自宅では集中できない
・打ち合わせ場所が必要
・オンライン会議の環境確保

こうした理由が説明できれば、経費としての合理性が出てきます。


6. 毎日カフェ作業はリスクが高い

頻繁すぎるカフェ利用は、
「生活スタイルでは?」
と見られやすくなります。

この場合は、
・コワーキングの定額契約
・事務所や固定の作業場所
を検討した方が、税務上は安全です。


7. 税務調査で見られるポイント

税務調査では、
・利用頻度
・利用目的
・他の経費とのバランス
がチェックされます。

金額が少額でも、
説明できない支出が多いと否認リスクが高まります。


まとめ

カフェ代・コワーキング利用料が経費になるかどうかは、
「場所」ではなく
**「何のために使ったか」**で決まります。

・事業目的が明確か
・説明できるか
・頻度が適切か

この3点を意識すれば、
無理のない、安全な経費判断ができます。

自己紹介

竹澤 直樹

竹澤 直樹

運営者プロフィール

税理士、コンサルタント
東京中央税理士法人 社員税理士(役員)WTA事業部長
合同会社ライズアビリティ 代表社員
フジ設計コンサルタント株式会社他、顧問先企業の取締役、監査役を歴任

高校卒業後に税理士を目指す。大原簿記専門学校卒業後、
田上会計事務所(現 東京中央税理士法人)で働きながら、
東亜大学大学院法学専攻(修士)を修了。
2015年税理士登録

趣味は、株式投資とゴルフ
土日は犬の散歩をしながら、リフレッシュしています。
猫もいますが、エサが欲しい時しか甘えてきません。

ひとつひとつていねいに会社の数字を学ぶ

著書

「ひとつひとつていねいに会社の数字を学ぶ」
(かんき出版)

運営会社

会社名
合同会社 ライズアビリティ
代表者名
代表社員 竹澤直樹
住所
埼玉県志木市本町5-23-24 第3本吉ビル4階
法人設立年月日
令和1年6月4日
資本金
100万円