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社長が無意識にやっているNGなお金の使い方 「悪気はない」が一番危ない理由
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2026/01/25 00:00
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テーマ: 起業・経営
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「特別ムダ遣いはしていないはずなのに、なぜかお金が残らない」
こう感じている社長は少なくありません。
実務を見ていると、
お金が残らない会社の多くは、
**派手な失敗ではなく、日常の“無意識な使い方”**に原因があります。
今回は、社長が気づかないうちにやってしまいがちな
NGなお金の使い方を整理します。
1. 口座にお金があると「使っていい」と思ってしまう
売上の入金や融資が入ると、
口座残高が一気に増えます。
その瞬間、
「今は余裕がある」
と感じてしまうのが人間です。
しかし、そのお金の中には
・まだ払っていない経費
・これから来る税金
・返済予定の借入金
が含まれています。
残高=自由に使えるお金
と考えてしまうのは、非常に危険です。
2. 「今月はいけそう」で判断してしまう
お金が残らない社長ほど、
月単位の感覚だけで判断しがちです。
・今月は売上が良かった
・今月は支払いが少ない
この感覚で支出を決めると、
翌月・翌々月に資金が足りなくなります。
経営のお金は、
最低でも数か月先まで見て判断するものです。
3. 借入金を利益の延長で使ってしまう
融資で入ったお金を、
・売上が増えた
・儲かった
と錯覚してしまうケースも非常に多いです。
借入金は、
増えたお金ではなく、預かったお金です。
これを
広告・設備・人件費などに無計画に使うと、
返済だけが残り、後から苦しくなります。
4. 効果が分からない支出を放置している
・なんとなく続けている広告
・惰性で払っているサブスク
・昔からある外注費
これらを
「大きな金額ではないから」
と見直さないままにしている会社は多いです。
小さな支出でも、
毎月・毎年続けば、確実にお金を減らします。
5. 「経費だからOK」と考えてしまう
経費は税金計算上はマイナスになりますが、
お金が出ていく事実は変わりません。
「経費にできるから大丈夫」
という考え方で支出を増やすと、
現金は確実に減っていきます。
節税と資金繰りは、
まったく別の話です。
6. 社長個人の支出を会社で払ってしまう
・生活費
・私用の飲食
・家族関係の支出
これらを会社で払ってしまうと、
お金の管理が一気に分からなくなります。
「あとで調整すればいい」
が積み重なると、
会社のお金がどれだけ残っているのか把握できなくなります。
7. お金を使う基準が決まっていない
お金が残る会社には、
必ず「使う基準」があります。
一方、残らない会社では、
・その場の判断
・気分
・忙しさ
で支出が決まっています。
基準がないと、
判断のたびにお金が漏れていきます。
まとめ
社長が無意識にやっているNGなお金の使い方は、
どれも「よくあること」です。
・残高を見て使ってしまう
・短期の感覚で判断する
・借入金を軽く考える
・惰性の支出を放置する
・経費=OKと思ってしまう
お金が残らない原因は、
能力ではなく習慣です。
自己紹介
竹澤 直樹
運営者プロフィール
税理士、コンサルタント
東京中央税理士法人 社員税理士(役員)WTA事業部長
合同会社ライズアビリティ 代表社員
フジ設計コンサルタント株式会社他、顧問先企業の取締役、監査役を歴任
高校卒業後に税理士を目指す。大原簿記専門学校卒業後、
田上会計事務所(現 東京中央税理士法人)で働きながら、
東亜大学大学院法学専攻(修士)を修了。
2015年税理士登録
趣味は、株式投資とゴルフ
土日は犬の散歩をしながら、リフレッシュしています。
猫もいますが、エサが欲しい時しか甘えてきません。
著書
「ひとつひとつていねいに会社の数字を学ぶ」
(かんき出版)
運営会社
- 会社名
- 合同会社 ライズアビリティ
- 代表者名
- 代表社員 竹澤直樹
- 住所
- 埼玉県志木市本町5-23-24 第3本吉ビル4階
- 法人設立年月日
- 令和1年6月4日
- 資本金
- 100万円