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- 売上アップは「気合」ではなく「設計」で決まる 再現性のある成長をつくる考え方
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「もっと頑張らないと」
「自分が動けば何とかなる」
売上が伸び悩むと、こうした言葉で自分を奮い立たせがちです。
しかし税理士として現場を見ていると、売上が安定して伸びている会社ほど、気合や根性に頼っていません。
彼らが重視しているのは、設計です。
今回は、このシリーズのまとめとして、
売上アップを“再現できる形”にする考え方を整理します。
1. 売上は「偶然」では続かない
一時的に売上が伸びることは、誰にでもあります。
・たまたま大きな仕事が入った
・紹介が重なった
・忙しい時期だった
しかし、こうした偶然に頼った売上は長続きしません。
次の月、次の年に同じ結果が出るとは限らないからです。
売上を安定させるためには、
再現できる仕組みが必要になります。
2. 売上は分解すると「管理できる」
売上というと、漠然と大きな数字に見えますが、
実際は次の要素に分解できます。
・客単価
・成約率
・件数
・リピート
これらは、
「意識すれば改善できる要素」
です。
売上が伸びている会社は、
「売上を上げる」ではなく、
どの数字をどう変えるかを考えています。
3. 頑張る前に「やらないこと」を決めている
設計されている経営では、
「やること」よりも
「やらないこと」
がはっきりしています。
・儲からない仕事
・将来につながらない業務
・時間を奪う作業
これらを減らすことで、
本当に売上につながる行動に集中できます。
忙しさを増やすことは、
売上アップとは別物です。
4. 目標・行動・環境がセットになっている
売上アップが設計されている会社では、
・目標
・行動
・環境
がバラバラではありません。
目標があり、
それに対応する行動が決まっていて、
その行動ができる環境が用意されています。
どれか一つ欠けると、
設計は機能しません。
5. 数字を見ることを「特別な作業」にしない
売上が伸びない会社ほど、
数字を見ることを
「面倒」「怖い」
と感じています。
一方、伸びている会社は、
・毎月ざっくり確認
・違和感だけチェック
と、数字を見ることを日常にしています。
数字は、
自分を責めるためのものではなく、
方向修正のための道具です。
6. 売上アップを「生活と切り離さない」
設計されている売上アップは、
生活と切り離されていません。
・どんな働き方をしたいか
・どれくらい余裕を持ちたいか
・何を大切にしたいか
これと一致していない売上目標は、
どこかで無理が出ます。
長く続く成長は、
無理のない設計から生まれます。
まとめ
売上アップは、
気合や根性で乗り切るものではありません。
・売上を分解して考える
・改善ポイントを決める
・やらないことを整理する
・目標と行動と環境を揃える
・数字を見る習慣を持つ
こうして設計された売上アップは、
再現性があり、継続します。
このシリーズでお伝えしてきた内容は、
すべて「頑張らなくても伸びる状態」を作るための考え方です。
売上に悩んだときは、
もう一度「気合」ではなく「設計」に立ち戻ってみてください。
自己紹介
竹澤 直樹
運営者プロフィール
税理士、コンサルタント
東京中央税理士法人 社員税理士(役員)WTA事業部長
合同会社ライズアビリティ 代表社員
フジ設計コンサルタント株式会社他、顧問先企業の取締役、監査役を歴任
高校卒業後に税理士を目指す。大原簿記専門学校卒業後、
田上会計事務所(現 東京中央税理士法人)で働きながら、
東亜大学大学院法学専攻(修士)を修了。
2015年税理士登録
趣味は、株式投資とゴルフ
土日は犬の散歩をしながら、リフレッシュしています。
猫もいますが、エサが欲しい時しか甘えてきません。
著書
「ひとつひとつていねいに会社の数字を学ぶ」
(かんき出版)
運営会社
- 会社名
- 合同会社 ライズアビリティ
- 代表者名
- 代表社員 竹澤直樹
- 住所
- 埼玉県志木市本町5-23-24 第3本吉ビル4階
- 法人設立年月日
- 令和1年6月4日
- 資本金
- 100万円