- ビジネスサポートブログ
- 立て直せる会社・手遅れになる会社の分かれ道 資金が苦しくなったときに差がつく“たった一つの違い”
ビジネスサポートブログ
立て直せる会社・手遅れになる会社の分かれ道 資金が苦しくなったときに差がつく“たった一つの違い”
-
2026/01/02 00:00
-
テーマ: 起業・経営
-
資金が苦しくなると、どの会社も不安になります。
しかし税理士として現場を見ていると、同じ状況でも「立て直せる会社」と「手遅れになる会社」には、はっきりした違いがあります。
それは、規模でも能力でもありません。
動くタイミングと向き合い方です。
今回は、資金が苦しくなったときに分かれる“分岐点”を整理します。
1. 立て直せる会社は「早く気づく」
立て直せる会社の共通点は、とにかく気づくのが早いことです。
・通帳残高の減りが早い
・固定費が重くなってきた
・利益率が下がっている
こうした変化を、
「まだ大丈夫」
と流さず、違和感として拾います。
一方、手遅れになる会社は、
「今月はたまたま」
「忙しいから仕方ない」
と先送りにしがちです。
2. 手遅れになる会社は「数字から逃げる」
資金が苦しくなり始めると、
・通帳を見たくない
・会計ソフトを開かない
・税金や請求書を後回し
という行動が増えます。
これは人として自然な反応ですが、
数字から逃げた瞬間、選択肢は一気に減ります。
見ない間にも、
支払い期限は近づき、
状況は悪化していきます。
3. 立て直せる会社は「相談が早い」
立て直せる会社は、
「まだ致命的じゃない段階」で相談します。
・税理士
・金融機関
・支援機関
早い相談には、
・支出の見直し
・納税の調整
・資金調達の検討
など、選べる手段が多く残っています。
逆に、手遅れになる会社は、
「もう限界」
という状態まで誰にも言いません。
4. 手遅れになる会社は「全部一人で抱える」
小規模事業者ほど、
「自分で何とかしなければ」
と抱え込みがちです。
しかし資金繰りは、
・感情
・恐怖
・焦り
が判断を鈍らせます。
第三者の視点が入らないまま判断すると、
・無理な値下げ
・危険な借入
・場当たり的な対応
に走りやすくなります。
5. 立て直せる会社は「環境を変える」
実務で多いのが、
環境を変えたことで流れが変わるケースです。
・作業場所を変える
・数字を見る時間を固定する
・集中できる環境を作る
これだけで、
・判断スピード
・ミスの減少
・精神的な余裕
が大きく変わります。
経営の立て直しは、
考え方だけでなく、環境の再設計でも進みます。
6. 分岐点は「まだ余裕があるうち」
立て直せるかどうかの分かれ道は、
余裕がゼロになる前にあります。
・資金が尽きる前
・信用が落ちる前
・選択肢が残っているうち
ここで動けるかどうかが、結果を分けます。
まとめ
資金が苦しくなったとき、
会社の未来を分けるのは次の違いです。
・早く気づくか、先送りするか
・数字を見るか、逃げるか
・相談するか、抱え込むか
・環境を変えるか、そのまま続けるか
立て直せる会社は、
「まだ大丈夫なうち」に動きます。
自己紹介
竹澤 直樹
運営者プロフィール
税理士、コンサルタント
東京中央税理士法人 社員税理士(役員)WTA事業部長
合同会社ライズアビリティ 代表社員
フジ設計コンサルタント株式会社他、顧問先企業の取締役、監査役を歴任
高校卒業後に税理士を目指す。大原簿記専門学校卒業後、
田上会計事務所(現 東京中央税理士法人)で働きながら、
東亜大学大学院法学専攻(修士)を修了。
2015年税理士登録
趣味は、株式投資とゴルフ
土日は犬の散歩をしながら、リフレッシュしています。
猫もいますが、エサが欲しい時しか甘えてきません。
著書
「ひとつひとつていねいに会社の数字を学ぶ」
(かんき出版)
運営会社
- 会社名
- 合同会社 ライズアビリティ
- 代表者名
- 代表社員 竹澤直樹
- 住所
- 埼玉県志木市本町5-23-24 第3本吉ビル4階
- 法人設立年月日
- 令和1年6月4日
- 資本金
- 100万円