• HOME
  • ビジネスサポートブログ
  • 売上目標を立てても達成できない本当の理由 頑張っているのに結果が出ない人に共通する落とし穴

ビジネスサポートブログ

売上目標を立てても達成できない本当の理由 頑張っているのに結果が出ない人に共通する落とし穴

「今年は売上◯◯万円を目指す」
「月商を今の1.5倍にしたい」

多くの小規模事業者が、毎年このような売上目標を立てています。
しかし現実には、目標通りに達成できる人は少数派です。

これは、能力や努力が足りないからではありません。
税理士として現場を見ていると、目標の立て方そのものに原因があるケースがほとんどです。

今回は、
売上目標を立てても達成できない本当の理由を整理します。


1. 目標が「ただの願望」になっている

最も多いのが、
「なんとなくこのくらい欲しい」
という感覚で数字を決めてしまうケースです。

・去年より少し多め
・キリがいい数字
・周りが言っていた数字

こうして決めた目標は、
達成するための道筋がありません。

目標は、
「叶えたい数字」ではなく
「到達するための設計図」
でなければ意味がありません。


2. 現状を正しく把握していない

売上目標を立てる前に、本来やるべきことがあります。
それが、今の状態を正しく把握することです。

・今の売上はいくらか
・どの商品・サービスが売れているか
・忙しい割に利益が出ていない仕事は何か

これを把握しないまま目標を立てると、
土台のないところに建物を建てるようなものです。


3. 売上目標が「行動」に落ちていない

売上目標が達成できない最大の理由は、
目標が日々の行動に変換されていないことです。

例えば、
「年商1200万円」という目標は、
・月100万円
・週25万円
・1日約5万円
という形に分解できます。

さらに、
・何件の契約が必要か
・単価はいくらか
・そのために何をするか
まで落とさなければ、行動は変わりません。


4. 利益ではなく売上だけを見ている

売上目標だけを追ってしまうと、
・単価を下げる
・無理に仕事を増やす
・忙しいだけの状態になる
という結果になりがちです。

実務では、
売上は伸びたのに、お金が残らなくなった
という相談を何度も受けてきました。

本来見るべきは、
「売上が増えた結果、何が残るのか」
です。


5. 目標を立てたあと見返していない

目標を立てた瞬間はやる気があっても、
数か月後には忘れてしまっている。
これは非常によくある話です。

目標は、
・毎週
・毎月
定期的に見返してこそ意味があります。

見返さない目標は、
「立てただけで終わる数字」
になってしまいます。


6. 環境が目標達成に向いていない

意外と見落とされがちなのが、環境の影響です。

・作業が中断される
・集中できない
・数字を見る時間が取れない

こうした環境では、
どんなに良い目標を立てても、行動が続きません。

売上目標は、
気合ではなく、行動できる環境があって初めて達成される
ものです。


まとめ

売上目標を立てても達成できない理由は、
意志の弱さや努力不足ではありません。

・目標が願望になっている
・現状把握ができていない
・行動に落ちていない
・売上だけを見ている
・見返す習慣がない
・環境が整っていない

これらが重なると、
目標は「絵に描いた数字」で終わってしまいます。

自己紹介

竹澤 直樹

竹澤 直樹

運営者プロフィール

税理士、コンサルタント
東京中央税理士法人 社員税理士(役員)WTA事業部長
合同会社ライズアビリティ 代表社員
フジ設計コンサルタント株式会社他、顧問先企業の取締役、監査役を歴任

高校卒業後に税理士を目指す。大原簿記専門学校卒業後、
田上会計事務所(現 東京中央税理士法人)で働きながら、
東亜大学大学院法学専攻(修士)を修了。
2015年税理士登録

趣味は、株式投資とゴルフ
土日は犬の散歩をしながら、リフレッシュしています。
猫もいますが、エサが欲しい時しか甘えてきません。

ひとつひとつていねいに会社の数字を学ぶ

著書

「ひとつひとつていねいに会社の数字を学ぶ」
(かんき出版)

運営会社

会社名
合同会社 ライズアビリティ
代表者名
代表社員 竹澤直樹
住所
埼玉県志木市本町5-23-24 第3本吉ビル4階
法人設立年月日
令和1年6月4日
資本金
100万円