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青色申告65万円控除を確実に取るための会計ソフト設定ポイント 「知らなかった」で損しないための基本と注意点
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2025/12/25 00:00
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テーマ: 起業・経営
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青色申告の最大のメリットといえば、65万円控除です。
しかし実務を見ていると、本来65万円取れるはずなのに、
・55万円しか取れていない
・そもそも青色申告が無効になっている
というケースが少なくありません。
原因の多くは、会計ソフトの設定ミスや使い方の誤解です。
この記事では、青色申告65万円控除を確実に取るために、小規模事業者が押さえておくべき会計ソフトの設定ポイントを、税理士目線で解説します。
1. 青色申告65万円控除の要件を整理する
まず前提として、65万円控除を受けるためには、次の要件をすべて満たす必要があります。
・青色申告の承認申請書を提出している
・複式簿記で記帳している
・貸借対照表と損益計算書を作成している
・確定申告を期限内に行っている
・e-Tax(電子申告)で申告している
このうち、**会計ソフトが直接関係するのが「複式簿記」「決算書作成」「e-Tax対応」**です。
2. 会計ソフトは「青色65万円対応プラン」を選ぶ
意外と多いのが、
「会計ソフトは入れているが、プランが足りない」
というケースです。
会計ソフトによっては、
・65万円控除は上位プランのみ
・e-Tax連携は別料金
となっていることがあります。
最初に必ず確認すべきなのは、
青色申告65万円控除に完全対応しているプランかどうかです。
3. 単式簿記になっていないかを確認する
会計ソフトを使っていても、設定や入力方法によっては、
実質的に「単式簿記」の状態になっていることがあります。
例えば、
・現金や預金残高が合っていない
・事業主貸・事業主借を使っていない
・資産・負債が正しく管理されていない
この状態では、帳簿としてはあっても、65万円控除の要件を満たさないと判断される可能性があります。
4. 貸借対照表が正しく作れているか
65万円控除の可否を分ける最大のポイントが、貸借対照表です。
貸借対照表が、
・作成されていない
・数字が明らかにおかしい
・現金や預金がマイナスになっている
といった状態では、控除が認められません。
月に1回でも、
「貸借対照表を見る」
習慣をつけるだけで、致命的なミスを防げます。
5. e-Tax連携を必ず設定する
青色申告65万円控除は、e-Taxでの電子申告が必須です。
紙で提出した場合は、55万円控除に下がります。
会計ソフトには、
・e-Tax連携機能
・電子申告データ作成機能
がありますが、設定をしていないと使えません。
マイナンバーカード、利用者識別番号なども含め、早めに動作確認しておくことが重要です。
6. よくある「65万円→55万円→0円」になるケース
実務でよく見る失敗例は次のとおりです。
・期限後申告になってしまった
・e-Taxではなく紙提出していた
・帳簿はあるが貸借対照表が崩れている
・途中で会計ソフトを放置していた
・修正申告で要件を満たさなくなった
65万円控除は「条件付きの特典」であり、油断すると簡単に下がってしまいます。
7. 小規模事業者におすすめの運用ルール
65万円控除を確実に取るためには、次の運用がおすすめです。
・週1回、会計ソフトを開く
・月末に残高チェックをする
・貸借対照表を一度は見る
・e-Taxの設定を年内に済ませる
これだけで、決算直前のトラブルはほぼ防げます。
まとめ
青色申告65万円控除は、正しく準備すれば確実に取れる制度です。
しかし、会計ソフトの設定や使い方を間違えると、簡単に取り逃してしまいます。
・65万円対応プランを選ぶ
・複式簿記として機能しているか確認
・貸借対照表を定期的にチェック
・e-Tax連携を必ず設定
・期限内申告を徹底
このポイントを押さえておけば、
青色申告65万円控除は「当たり前に取れる節税」になります。
自己紹介
竹澤 直樹
運営者プロフィール
税理士、コンサルタント
東京中央税理士法人 社員税理士(役員)WTA事業部長
合同会社ライズアビリティ 代表社員
フジ設計コンサルタント株式会社他、顧問先企業の取締役、監査役を歴任
高校卒業後に税理士を目指す。大原簿記専門学校卒業後、
田上会計事務所(現 東京中央税理士法人)で働きながら、
東亜大学大学院法学専攻(修士)を修了。
2015年税理士登録
趣味は、株式投資とゴルフ
土日は犬の散歩をしながら、リフレッシュしています。
猫もいますが、エサが欲しい時しか甘えてきません。
著書
「ひとつひとつていねいに会社の数字を学ぶ」
(かんき出版)
運営会社
- 会社名
- 合同会社 ライズアビリティ
- 代表者名
- 代表社員 竹澤直樹
- 住所
- 埼玉県志木市本町5-23-24 第3本吉ビル4階
- 法人設立年月日
- 令和1年6月4日
- 資本金
- 100万円