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会計ソフトを使っても記帳が続かない人の共通点と対策 「三日坊主」を卒業するための現実的な考え方

会計ソフトを導入したものの、
「最初だけ触って、そのまま放置」
「気づいたら3か月分たまっている」
という状態になっていませんか。

税理士として現場を見ていると、**会計ソフトが続かない理由は“意志の弱さ”ではなく“仕組みの問題”**であることがほとんどです。
この記事では、記帳が続かない人に共通する原因と、今日からできる現実的な対策を整理します。


1. まとめてやろうとしている

記帳が続かない最大の原因は、
「時間ができたらまとめてやろう」
という考え方です。

会計ソフトは、取引量が増えるほど心理的ハードルが上がります。
1か月分、2か月分と溜まるほど、
「面倒」「時間がない」
と感じ、さらに後回しになります。

対策はシンプルで、
まとめないことです。
1回10分、週1回だけ触る、これだけで状況は大きく変わります。


2. 仕訳の正解を毎回考えている

「この支出は何費?」
「この入金は売上?」
と、毎回悩んでいると、記帳は確実に止まります。

完璧を目指すほど、会計ソフトは続きません。
実務では、
・多少の科目の違い
・細かい判断ミス
よりも、継続して入力されていることの方が圧倒的に重要です。

迷ったら、
・よく使う科目に寄せる
・メモを残して先に進む
という割り切りが必要です。


3. 事業用とプライベートが混ざっている

口座やクレジットカードが混在していると、
・この支出は経費?
・これはプライベート?
と毎回考える必要が出てきます。

この「判断疲れ」が、記帳を止める大きな原因です。

可能であれば、
・事業用口座
・事業用クレジットカード
を分けるだけで、記帳のスピードは一気に上がります。


4. 会計ソフトを「難しいもの」と思い込んでいる

会計ソフトに対して、
「ちゃんとやらないとダメ」
「間違えたら大変」
というイメージを持っている方は多いです。

しかし実際は、
後から修正できるのが会計ソフトの強みです。
最初から正解を出す必要はありません。

まずは、
「数字を入れておく」
「流れを止めない」
ことを優先しましょう。


5. 作業する場所・時間が決まっていない

記帳が続いている人の多くは、
・曜日
・時間
・場所
が決まっています。

一方、続かない人は、
「空いた時間にやろう」
と考えがちです。

実務上おすすめなのは、
・毎週○曜日
・午前中の10分
・同じ場所
と決めてしまうことです。

自宅で集中できない場合は、
静かな作業環境(レンタルオフィスや個室スペース)を使うのも有効です。


6. 自動化を使い切れていない

銀行口座・クレジットカード連携をしていない、
または連携していても確認していないケースも多く見られます。

自動連携を使えば、
・入力作業は激減
・記帳漏れも防止
できます。

「自分で全部入力しよう」とすると、続かないのは当然です。


まとめ

会計ソフトが続かない理由は、能力や根性の問題ではありません。
多くの場合、
・まとめてやろうとしている
・判断が多すぎる
・環境が整っていない
という「仕組み」の問題です。

・小分けにする
・迷わない設計にする
・事業用を分ける
・時間と場所を固定する

この考え方に切り替えるだけで、
会計ソフトは「苦痛な作業」から「当たり前の習慣」に変わります。

自己紹介

竹澤 直樹

竹澤 直樹

運営者プロフィール

税理士、コンサルタント
東京中央税理士法人 社員税理士(役員)WTA事業部長
合同会社ライズアビリティ 代表社員
フジ設計コンサルタント株式会社他、顧問先企業の取締役、監査役を歴任

高校卒業後に税理士を目指す。大原簿記専門学校卒業後、
田上会計事務所(現 東京中央税理士法人)で働きながら、
東亜大学大学院法学専攻(修士)を修了。
2015年税理士登録

趣味は、株式投資とゴルフ
土日は犬の散歩をしながら、リフレッシュしています。
猫もいますが、エサが欲しい時しか甘えてきません。

ひとつひとつていねいに会社の数字を学ぶ

著書

「ひとつひとつていねいに会社の数字を学ぶ」
(かんき出版)

運営会社

会社名
合同会社 ライズアビリティ
代表者名
代表社員 竹澤直樹
住所
埼玉県志木市本町5-23-24 第3本吉ビル4階
法人設立年月日
令和1年6月4日
資本金
100万円