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NEWレンタルオフィスの家賃は全額経費になる——自宅作業との決定的な違い

「自宅で仕事しているので、家賃の一部を経費にしています」

個人事業主・小規模法人の方からよく聞く話です。確かに自宅の家賃は一部経費にできますが、「一部」というのがポイントです。一方、レンタルオフィスの利用料は全額経費にできます。この違いは、実は思っている以上に大きいです。

※ 経費の判断は個々の状況により異なります。具体的な判断は税理士にご相談ください。

自宅家賃を経費にする「按分」の実態

自宅を仕事場として使っている場合、家賃・光熱費の「事業に使った分」だけを経費にできます。これを「按分(あんぶん)」といいます。最も一般的な按分方法は面積割合です。

例:自宅60㎡のうち、仕事部屋12㎡ → 按分割合20%
月額家賃10万円の場合 → 経費にできるのは2万円

残りの8万円は経費にできません。毎月8万円が「経費にならない支出」として残ります。

按分の「面倒さ」と「リスク」

按分には、計算するだけでなく「根拠を説明できること」が必要です。税務調査が来た際、「なぜこの割合にしたか」を説明できなければ否認されるリスクがあります。面積の図面・間取り図・使用状況の記録を保管しておく必要があります。

レンタルオフィスは「全額経費」になる理由

レンタルオフィスの利用料が全額経費になるのは、そのスペースが「事業のためだけに使われている」からです。プライベートとの混在がないため、按分の必要がなく、全額を事業の経費として計上できます。

例:レンタルオフィス+S 半個室 月額25,000円(税抜)の場合
→ 25,000円 全額が経費

按分計算も、根拠の説明も、記録の保管も不要です。請求書・領収書を保管するだけで経費として認められます。

実際にいくら違うか——シミュレーション

ケース①:自宅家賃10万円・按分20%の場合

月の経費:10万円 × 20% = 2万円
年間の経費:2万円 × 12ヶ月 = 24万円

ケース②:レンタルオフィス+S 半個室 月額25,000円の場合

月の経費:25,000円 全額
年間の経費:25,000円 × 12ヶ月 = 30万円

年間の経費の差:30万円 − 24万円 = 6万円、レンタルオフィスの方が経費が多い

自宅家賃10万円で按分20%の方が、月額2.5万円のレンタルオフィスに移ったとしても、年間の経費総額はレンタルオフィスの方が多くなります。所得税・住民税率が30%の場合、6万円の経費増加は約1.8万円の節税効果になります。

法人の場合——社宅との比較

法人の場合、自宅を「社宅」として契約することで、より多くを経費にできるケースがあります。ただし社宅の処理には一定のルールがあり、間違えると給与課税されるリスクがあります。

一方、レンタルオフィスの利用料は「賃借料」として全額損金に算入できます。処理がシンプルで、税務調査での説明も容易です。「社宅の処理が面倒」「税務上のリスクを避けたい」という法人には、レンタルオフィスの方がシンプルな選択肢です。

経費以外のメリットも加味して考える

レンタルオフィスを選ぶ理由は経費だけではありません。集中できる環境・登記住所・郵便受け取りといった実務的なメリットに加え、レンタルオフィス+Sでは税理士への相談もできます。

「自宅の家賃を一部経費にしているが、それで十分か」と考えている方にとって、レンタルオフィスへの移行は、経費の増加・集中環境の確保・税務相談の機会という三つのメリットを同時に得られる選択です。

まとめ

  • 自宅家賃は按分(一部)しか経費にできない
  • レンタルオフィスの利用料は全額経費になる
  • 按分の計算・根拠の記録が不要でシンプル
  • 月額2.5万円のレンタルオフィスが、自宅按分20%より年間経費が多くなるケースもある

「自分の場合、自宅按分とレンタルオフィスでどちらが得か計算してほしい」という方は、レンタルオフィス+Sの見学時にそのままご相談ください。税理士が実際の数字で比較します。

自己紹介

竹澤 直樹

竹澤 直樹

運営者プロフィール

税理士、コンサルタント
東京中央税理士法人 社員税理士(役員)WTA事業部長
合同会社ライズアビリティ 代表社員
フジ設計コンサルタント株式会社他、顧問先企業の取締役、監査役を歴任

高校卒業後に税理士を目指す。大原簿記専門学校卒業後、
田上会計事務所(現 東京中央税理士法人)で働きながら、
東亜大学大学院法学専攻(修士)を修了。
2015年税理士登録

趣味は、株式投資とゴルフ
土日は犬の散歩をしながら、リフレッシュしています。
猫もいますが、エサが欲しい時しか甘えてきません。

ひとつひとつていねいに会社の数字を学ぶ

著書

「ひとつひとつていねいに会社の数字を学ぶ」
(かんき出版)

運営会社

会社名
合同会社 ライズアビリティ
代表者名
代表社員 竹澤直樹
住所
埼玉県志木市本町5-23-24 第3本吉ビル4階
法人設立年月日
令和1年6月4日
資本金
100万円