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- 初めての記帳(仕訳)でつまずかない方法 おすすめ会計ソフトと作業環境の整え方
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1. 記帳(仕訳)は“難しそう”に見えるだけ
初めて記帳に取り組む個人事業主の方は、
「借方・貸方って何?」「仕訳がわからない…」
と悩むことが多いものです。
しかし税理士として断言すると、仕訳は“感覚で理解できる作業”に変えられます。
大事なのは、
・最初から完璧を目指さない
・会計ソフトに任せられる部分は任せる
・作業環境を整える
の3つです。
これだけでつまずくポイントが大幅に減ります。
2. まず覚えてほしい「仕訳の本質」
仕訳とは、**“お金の動きをメモする作業”**です。
専門用語は多く見えますが、実際にやっていることはとてもシンプルです。
例:パソコンを買った
→ 現金やクレジットが減る
→ 備品(資産)が増える
例:売上が入金された
→ 銀行口座が増える
→ 売上を記録する
この“増えたもの・減ったものをメモするだけ”が仕訳です。
会計ソフトを使えば、専門用語を理解しなくても自動で形にしてくれます。
3. 初心者がつまずくポイントは3つだけ
仕訳が難しいのではなく、つまずく“構造”は決まっています。
① レシートを溜めてしまう
まとめて入力しようとすると必ず混乱します。
後で思い出せない、何の支払いか曖昧になる、などミスの原因に。
② 事業とプライベートの支払いが混ざる
個人カードで支払ってしまうと、経費なのか私用なのか区別が難しくなります。
③ 作業環境が整っていない
自宅で作業している場合、
・子どもの声
・テレビ
・書類の散乱
などで集中できず、記帳が後回しになりがちです。
4. 初心者でも迷わないおすすめ会計ソフト
会計ソフトは“仕訳を自動化するための道具”です。
初心者ほど活用したほうが楽になります。
・freee(フリー)
感覚的に操作できる。スマホからレシートを撮るだけで仕訳が作成される。
経理が苦手な人ほど使いやすいタイプ。
・マネーフォワードクラウド
銀行・カードとの連携が強く、自動仕訳の精度が高め。
将来法人化を考えている人にも使いやすい。
・弥生(やよい)
昔からのスタンダード。
しっかりした「会計」寄りの管理をしたい人向け。
どれを選ぶにせよ、銀行口座・クレジットカードの連携は必須です。
これだけで記帳作業の7割が自動化されます。
5. つまずかないための実務的なコツ
税理士としてよくお伝えしているのは次の3つです。
コツ① レシートは“その場で”撮影
freeeやマネーフォワードのアプリで撮影すれば、後から仕訳が自動作成されます。
紙のまま管理するより圧倒的に楽です。
コツ② 月1回ではなく“週1回”入力
1週間分なら思い出せます。
1カ月分は絶対無理です。
作業のハードルが下がるため、結果的に負担が少なくなります。
コツ③ 集中できる環境をつくる
記帳は“静かな環境”でやるほど正確になります。
レンタルオフィスを利用する方が増えているのは、
・集中しやすい
・書類が散らからない
・事業の実態が明確で税務署にも説明しやすい
という実務メリットがあるからです。
6. まとめ
仕訳は「お金の動きをメモするだけ」というシンプルな考え方にすると、初めての方でも十分対応できます。
つまずかないためには、
・会計ソフトで自動化
・レシートはその場で整理
・事業用と私用の支払いを分ける
・集中できる環境で作業する
この4つが非常に効果的です。
記帳が正しくできれば、確定申告もスムーズになり、資金繰りの判断もしやすくなります。
小さなところから整えて、経理のストレスを減らしていきましょう。
自己紹介
竹澤 直樹
運営者プロフィール
税理士、コンサルタント
東京中央税理士法人 社員税理士(役員)WTA事業部長
合同会社ライズアビリティ 代表社員
フジ設計コンサルタント株式会社他、顧問先企業の取締役、監査役を歴任
高校卒業後に税理士を目指す。大原簿記専門学校卒業後、
田上会計事務所(現 東京中央税理士法人)で働きながら、
東亜大学大学院法学専攻(修士)を修了。
2015年税理士登録
趣味は、株式投資とゴルフ
土日は犬の散歩をしながら、リフレッシュしています。
猫もいますが、エサが欲しい時しか甘えてきません。
著書
「ひとつひとつていねいに会社の数字を学ぶ」
(かんき出版)
運営会社
- 会社名
- 合同会社 ライズアビリティ
- 代表者名
- 代表社員 竹澤直樹
- 住所
- 埼玉県志木市本町5-23-24 第3本吉ビル4階
- 法人設立年月日
- 令和1年6月4日
- 資本金
- 100万円