ビジネスサポートブログ

いきなり税務署が来る?

「税務調査って、いきなり来るんですか」

志木市でレンタルオフィスを運営している税理士の竹澤です。

会社が大きくなると気になるのが、税務調査です。
ドラマや映画だと、令状をもった調査官が押し入ってくる印象がありますが、通常そんなことは起きません。

テレビやニュースで見るのは国税局査察部(マルサ)の強制調査で、脱税を見つけて逮捕するような組織です。

通常はマルサではなく、管轄の税務署が調査に来ます。
多くの場合は事前に日程を調整してから来ますし、申告内容が間違っていても、追加で税金を払って終わりになります。

例外的に、飲食業やグループ会社の場合はいきなり来ることがあります。
特にグループ会社間で取引があると、証拠隠滅や口裏合わせを防ぐために朝一で複数の会社に来ることがあります。

もしいきなり税務署が来ても、会社に入れないようにしましょう。
会社に入れてしまうと、なし崩し的に調査が始まります。
税理士が来るまで外で待つように言って、すぐに税理士に連絡してください。

ちなみに、ちゃんと経理をしていてミスがなければ、「申告是認」というお墨付きももらえます。
必ず何か手土産がないと終わらないということではないので、真面目にやっていれば大丈夫です。

もっと良いのは、税理士に保証書(税理士法33条の2の書面)を作ってもらうことです。
この保証書があれば、税理士の意見を聞かないと調査ができないので、ますます税務調査の割合が下がります。

自己紹介

竹澤 直樹

竹澤 直樹

運営者プロフィール

税理士、コンサルタント
東京中央税理士法人 社員税理士(役員)WTA事業部長
合同会社ライズアビリティ 代表社員
フジ設計コンサルタント株式会社他、顧問先企業の取締役、監査役を歴任

高校卒業後に税理士を目指す。大原簿記専門学校卒業後、
田上会計事務所(現 東京中央税理士法人)で働きながら、
東亜大学大学院法学専攻(修士)を修了。
2015年税理士登録

趣味は、株式投資とゴルフ
土日は犬の散歩をしながら、リフレッシュしています。
猫もいますが、エサが欲しい時しか甘えてきません。

ひとつひとつていねいに会社の数字を学ぶ

著書

「ひとつひとつていねいに会社の数字を学ぶ」
(かんき出版)

運営会社

会社名
合同会社 ライズアビリティ
代表者名
代表社員 竹澤直樹
住所
埼玉県志木市本町5-23-24 第3本吉ビル4階
法人設立年月日
令和1年6月4日
資本金
100万円