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- 収入が多くても年金がカットされない方法
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「給料取ると、もらえる年金がカットされてしまって・・・」
基本的には退職して給料が無くなってから年金をもらい始めますよね。
でも経営者だと、体が動く限りは仕事を続ける人が結構います。
もちろん頑張った分だけ役員報酬を取りますが、困ったことに役員報酬を取るともらえる年金の一部が支給停止になります。
65歳未満だと、給料+年金が28万円を超えると一部支給停止。
65歳以上だと、給料+年金が47万円を超えると一部支給停止です。
金額によっては全額支給停止になります。
この支給停止は、後からもらえる年金が増えるわけではないので、単純に損するだけです。
これを回避する方法の1つは給料を減らすことです。
でも会社が儲かっている時は、給料を減らす=会社の利益が増えるので法人税が発生します。
そこで今日話したのが、給料ではなく家賃で社長に支払いをする方法です。
実は給料以外の収入だったら、先ほどの28万円や47万円に含めません。
なので、給料を減らしてその分家賃として社長へ払います。
自宅(持ち家)の一部を会社で使っている場合などで可能な方法ですね。
その他、会社から社長に対して、給料ではなく外注費として払う方法も考えられますが、それはやめましょう。
そもそも自社の役員に対して外注費を払うのはおかしいので、取引自体が否認されて後で痛い目に会います。
なお家賃を払う場合は、相場をしっかり確認しておかしくない金額設定にし、もらった家賃分については確定申告する必要がありますのでご注意ください。
自己紹介
竹澤 直樹
運営者プロフィール
税理士、コンサルタント
東京中央税理士法人 社員税理士(役員)WTA事業部長
合同会社ライズアビリティ 代表社員
フジ設計コンサルタント株式会社他、顧問先企業の取締役、監査役を歴任
高校卒業後に税理士を目指す。大原簿記専門学校卒業後、
田上会計事務所(現 東京中央税理士法人)で働きながら、
東亜大学大学院法学専攻(修士)を修了。
2015年税理士登録
趣味は、株式投資とゴルフ
土日は犬の散歩をしながら、リフレッシュしています。
猫もいますが、エサが欲しい時しか甘えてきません。
著書
「ひとつひとつていねいに会社の数字を学ぶ」
(かんき出版)
運営会社
- 会社名
- 合同会社 ライズアビリティ
- 代表者名
- 代表社員 竹澤直樹
- 住所
- 埼玉県志木市本町5-23-24 第3本吉ビル4階
- 法人設立年月日
- 令和1年6月4日
- 資本金
- 100万円