不動産投資家の税金の減らし方｜ビジネスサポートブログ

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「個人で不動産投資をしていますが、何か経費を増やす方法はありますか」

志木でシェアオフィスを運営している税理士の竹澤です。

不動産投資の経費は、一般的な事業に比べて少なくなります。
管理会社に払う手数料や修繕費、固定資産税、損害保険、借入金の利息あたりが一般的ですね。

普通の事業で良く出てくる飲食代や交通費、自宅家賃などは経費にしづらいです。

法人化すれば自分に役員報酬を払って利益調整ができますが、不動産を会社に移転すると、不動産取得税や登記費用がかなりかかってしまうので現実的ではありません。

そこで検討したいのが、不動産管理会社の設立です。

自分で管理会社を作り物件の管理を依頼し、手数料をそちらの会社に払います。
そうすると、個人の不動産経費が増えます。
自分の不動産管理会社で売上が発生しますが、こちらは自分に役員報酬を払うなりして調整できます。

管理報酬の割合をどうやって決めるか、そしてもともと使っている管理会社が家賃回収や入居者の募集、契約をしているでしょうから、そのあたりの業務の切り分けもポイントになります。

不動産投資をしている人でも、自分で管理会社を作るメリットを知らないことが多いので、家賃収入が多い人は検討してみましょう。

竹澤直樹

運営者プロフィール

税理士、コンサルタント
東京中央税理士法人社員税理士（役員）WTA事業部長
合同会社ライズアビリティ代表社員
フジ設計コンサルタント株式会社他、顧問先企業の取締役、監査役を歴任

高校卒業後に税理士を目指す。大原簿記専門学校卒業後、
田上会計事務所（現東京中央税理士法人）で働きながら、
東亜大学大学院法学専攻（修士）を修了。
2015年税理士登録

趣味は、株式投資とゴルフ
土日は犬の散歩をしながら、リフレッシュしています。
猫もいますが、エサが欲しい時しか甘えてきません。

著書

「ひとつひとつていねいに会社の数字を学ぶ」
（かんき出版）