うちの会社はいくらで売れる？｜ビジネスサポートブログ

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「うちの会社っていくらで売れますか」

志木市でシェアオフィスを運営している税理士の竹澤です。

ここ何年かで中小企業のM&Aが増えました。
会社の売却や事業譲渡ですね。

そろそろ年齢的にやめようと思うけど後継者がいなかったり、別のことをやりたくなったので、売ってしまいたいということです。

そこで気になるのは、「いったいいくらで売れるのか」です。
もちろん買いたい人との交渉で金額が決まるのですが、参考としては、「純資産＋会社利益×５年分」くらいかと思います。

そのため、会社を売りたい場合はしっかり利益を出して、会社や事業の価値を高めておく必要があります。

また社長がいないと会社の業務が回らないようだと誰も買いたがらないので、社長が抜けても売上や利益が落ちないようにしておくことが重要です。

会社ごと売らなくても、事業の一部だけ売ったりウェブサイトだけ売ったりということも良くあるので、事業の継続より立上が得意な人は出口として売却を見据えておくと良いと思います。

ちなみに、会社を「売った側の良かった」という声はよく聞きますが、「買った側の良かった」という話はあまり聞かないです。

私の周りだけかも知れませんが、良い意味か悪い意味か、「良い勉強になった」という感想が多いですね。

竹澤直樹

運営者プロフィール

税理士、コンサルタント
東京中央税理士法人社員税理士（役員）WTA事業部長
合同会社ライズアビリティ代表社員
フジ設計コンサルタント株式会社他、顧問先企業の取締役、監査役を歴任

高校卒業後に税理士を目指す。大原簿記専門学校卒業後、
田上会計事務所（現東京中央税理士法人）で働きながら、
東亜大学大学院法学専攻（修士）を修了。
2015年税理士登録

趣味は、株式投資とゴルフ
土日は犬の散歩をしながら、リフレッシュしています。
猫もいますが、エサが欲しい時しか甘えてきません。

著書

「ひとつひとつていねいに会社の数字を学ぶ」
（かんき出版）