- ビジネスサポートブログ
- どこから支払いを待ってもらう?
ビジネスサポートブログ
「お金がなくて支払いができないんですけど、どうすれば良いですか」
志木市でシェアオフィスを運営している、税理士の竹澤です。
志木市でシェアオフィスを運営している、税理士の竹澤です。
もう借入もできないし、自分の給料をなしにしても取引先などへの支払いができないということがあります。
本心を言えば、廃業・自己破産してどこかに勤める(会社員になる)ことが良いと思いますが、そんな簡単にはいかない現実もあります。
本当にケースバイケースなので正解はありませんが、以下の順番で支払いを待ってもらうことが多かったので紹介します。
1.借入金の返済
まずは銀行の返済を止めます。
今後の借入は絶望的になるので、無理しても払おうとする経営者が多いです。
2.税金や社会保険料
ここは難しいところですが、税金を払わなくてもすぐに仕事に悪影響があるわけではありません。
ただ自己破産しても税金は免除されないので、本当は払っておかないと人生の復活が難しくなります。
大きな声では言えませんが、税金払えないのに申告書の作成を依頼されると、まじめに申告して首を絞めてると感じることがあります。(申告すると税金が確定する)
3.家賃
敷金や保証金を預けているので、数ヶ月は未払でも立ち退かずに済むでしょう。
4.給料
4.給料
給料が遅れたり払えないときは、もう限界が近いです。
このあたりだと会社に督促の電話がバンバンかかってくるので、優秀な人はやめています。
5.仕入代金や外注費
仕入代金を払えないと仕事が続けられないですし、会社をつぶした後に起業しても、もう取引してくれるところはあまりなくなります。
資金繰りが厳しくなると金策で忙しくなり、一発逆転を狙うような話が多くなります。
もちろん一発逆転できないことがほとんどです。
そうならないようにしっかり計画を立てて、毎月の状況を数字で確認しておきましょう。
自己紹介
竹澤 直樹
運営者プロフィール
税理士、コンサルタント
東京中央税理士法人 社員税理士(役員)WTA事業部長
合同会社ライズアビリティ 代表社員
フジ設計コンサルタント株式会社他、顧問先企業の取締役、監査役を歴任
高校卒業後に税理士を目指す。大原簿記専門学校卒業後、
田上会計事務所(現 東京中央税理士法人)で働きながら、
東亜大学大学院法学専攻(修士)を修了。
2015年税理士登録
趣味は、株式投資とゴルフ
土日は犬の散歩をしながら、リフレッシュしています。
猫もいますが、エサが欲しい時しか甘えてきません。
著書
「ひとつひとつていねいに会社の数字を学ぶ」
(かんき出版)
運営会社
- 会社名
- 合同会社 ライズアビリティ
- 代表者名
- 代表社員 竹澤直樹
- 住所
- 埼玉県志木市本町5-23-24 第3本吉ビル4階
- 法人設立年月日
- 令和1年6月4日
- 資本金
- 100万円